今や乗用車の主流となったミニバンだが、その語源をご存知だろうか。
もともとはアメリカでクライスラー・ボイジャーやダッジ・キャラバンなどボンネット型ワンボックスをミニバンと呼び始めたのが始まり。
次にちょっと小さなシボレー・アストロやGMCサファリが発売されて世界的な人気になった。
バブル景気で日本にも数多くのアストロが輸入されたが、基本的にノーマルのアストロより内外装をカスタムして豪華さをウリにしたものが多かった。
あの頃乗れなかった人も、もう一度乗りたいと思っている人にも最適な1台を紹介しよう。
初度登録1997年式のシボレー・アストロで、大流行したカリフォルニアカスタム仕様の登場だ!
見ての通りワンオフグリルを中心に、前後バンパーやサイドステップ、リヤスポイラーを装備して迫力満点のスタイルになっている。
リヤウインドーのピンストもアメリカらしさに溢れた、西海岸ムードたっぷりのスタイルだ。
内装だって負けてない。
シートはすべて本革張りとされ、分厚いカーペットとともに高級感たっぷり。
何よりうれしいのは、走行距離が6万キロ台と若いので、革にシワもなくヘタリが全然感じられないこと。
年式はちょっと古いけど、その存在感や高級感は今でも十分通用するキレイさを備えているぞ。
エンジンは4.3リッターのV6で、リヤを見ればワンオフされた4本出しマフラーが装着されている。
だから例のアメリカンV8に近いドロドロした排気音が楽しめる。
アメ車のエンジンは基本的に丈夫だから、6万キロなんて新車みたいなもの。
まだまだトラブル知らずで乗れそうだが、4.3リッターで年式が古いと気になるのが自動車税。
15%重課税されるので、年額は9万円近くなる。
これじゃ諦めるのも無理はないが、うれしいことにこのアストロは8ナンバー登録されている。
だから自動車税は2割ほど安くなるし、車検時にかかる重量税は半額近くまで抑えられる。すごくオトクなのだ。
古いアメ車で維持費が心配かもしれない。でもエンジンが丈夫だし税金は格安になる。
このスタイルを楽しみたいなら、程度がよく8ナンバー登録されたものを選ぶべきだ!
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