ミニバンという呼び方は、そもそもアメリカのミドルサイズバンを呼んだことから始まった。
でもこれだけミニバンだらけになると、さらに大きなフルサイズバンじゃなければ目立たないしツマラナイ。
例えばミニバンの代名詞シボレー・アストロより大きなバンといえば、それはシボレー・エクスプレス。
5.5メートルを超える全長に2メートルを超える全幅だから、これこそまさに王者のバンだ!
今回は1996年製シボレー・エクスプレス・ハイルーフG1500を紹介しよう。
このエクスプレスは見ての通り外装をエアロパーツで、内装を本革とウッドでカスタムした「クロノスカリフォルニア・コンバージョン」。
だからデカいだけのバンじゃなく、豪華絢爛のフルサイズバンと呼びたい。
ハイルーフといえば普通ならキャンピングカーにしちゃうところ。
でも、あえて豪華さ狙いでベッドにしないあたり、まさに贅沢の極みと言っていい。
巨体はふんだんにエアロパーツが装着され、全身どこにもバンを感じさせない仕上がり。
足元にはミッキー・トンプソン製クローム仕立ての15インチアルミホイールを履くから、まさにアメリカン。
テールレンズはオリジナルデザインに変更され、年式の古さを感じさせない。
この巨体を引っ張るエンジンは5リッターのアメリカンV8。
極低回転からトルクがほとばしるから、運転しているだけで熱くなる。
走りを支えるシートは全席本革で、フロントとセンターの4キャプテンシート仕様。
おまけにハイルーフの内側にはウッドがあしらわれたウインドーがはめ込まれ、余裕で歩けるスペースを確保。
大勢でロングドライブするのも楽しそうだが、普通に街中を走るだけでもゴージャス感に浸れる。
「もうミニバンじゃないよね」、なんて思うアナタにこそ選んで欲しい1台だ!
シボレー エクスプレスの動画はこちら↓↓