過去のアメ車は世界のリーダーだった。大排気量エンジンをはじめ、流麗なスタイルや豪華で快適な装備を満載したのは、アメ車が手本だったから。
クルマの贅沢を知り尽くしたアメリカ人だから、クーペとピックアップトラックのイイとこ取りだってアリ。
1959年に初代エルカミーノが発売されたが、人気が出たのは2代目以降。
1968年発売の3代目や1973年発売の4代目は今見てもカッコいい。
マッスルカー的なスタイルとピックアップの融合が、実にイイのだ。
その4代目エルカミーノの出物が出てきたぞ!
1974年式シボレー・エルカミーノを紹介しよう。
写真を見てお分かりのように、漆黒のボディは過去にレストアされたのだろう。
メッキパーツがキラキラしているし、傷みやすい荷台は見事に手直しされている。
さらに強化ウレタンブッシュに変更された足回りはサスペンションが交換され、足元に履くクロームの15インチ・ラリーホイールが輝いている。
内装もキレイなもので、年式を感じるのはベンチレーターくらい。
切れたり破れていないベンチシートでくつろぎながらコラムシフトしていると、車名の由来エル・カミーノ、道があるかぎり走っていたくなるはずだ。
シリアルナンバーでは400だが350エンジンが載っているものの、狭い日本じゃ十分すぎるパワーとトルク。
750cfmキャブレターとヘダースに変更してあるから、レスポンスも抜群!
ミッションはTHM700-R4の4速ATに載せ換え済みだから安心してアクセルをベタ踏みできるし、フロントのディスクブレーキ倍力装置も刷新され確実に止まってくれる。
何よりクーペとピックアップが融合したこのスタイルは、いわばアメ車だけの世界。
探していた人も、アメ車入門車を探していた人も納得のコンディションだぞ!
エルカミーノの動画はこちら↓↓